あなたの価値観が変わる
ビジョン・メーキング
人生で成功して幸せになるための方法論
私のビジョン(自分が本当になりたい理想の姿)は以下です。
「個の確立人材輩出を担い、社会を革新する原動力となる」
私の全エネルギーはこのビジョンに集中し、何をもおそれないみずみずしい少年のような心を持って生きており、本当に幸せです。このビジョンから私の行動の全てが自然に決まり、私は人生に迷いのない、いわば「ストレス・フリー」の状態です。
これが「個の確立」(ビジョン・メーキング)の結果です。
この本のテーマは、次のようなものです。
これらの内容をお伝えしながら、この本1冊であなたのビジョンができる仕組みです。あなたのビジョンができると思うとワクワクしませんか。
■あなたは、ビジョン・メーキングで自分の「ビジョン」を創ることができます。
■あなたは「ビジョン」で自分軸を確立することができます。
■自分軸が確立すれば「個の確立」を図ることができ、そのことで社会も発展します。
■これが「あなたが成功し幸せになる方程式」です。
■今の日本にはない「土台教育」でもあります。
■あなたはなぜ「“生きて”“学んで”“働くか”」の意味が分かります。
さて、あなたは、「人生で成功して幸せになる」ことを真剣に考えたことがありますか。
それはある意味当然のことですが、人によって価値観が異なりますし、正解のようなものはないです。しかし、よくよく考えてみると、「人生で成功して幸せになる」のでなければ、何のために人生を送るのでしょうか。
そもそも、私の疑問はこのようなところから始まりました。
ただそれは明確なものではなく、何となくぼんやりそんなことを考えていただけです。私が学生の頃の高度経済成長期の世の中では、皆勉強して一流大学に入り一流企業に勤めることができれば、「人生で成功して幸せになる」という1つの固定観念ができていました。
私自身もその例外ではなく、いわゆる世間でいう一流大学・企業に入り、ある意味そのような人生を送ることができていました。
ただ、大学や会社で過ごしている間に、本当に自信のある生き方ができていたわけではなく、一流大学・企業に入ることで本当に幸せになれるのだろうか、一体私たちは何のために「“生きて”“学んで”“働く”」のだろうかなどの根源的な問いがいつも頭から離れませんでした。
毎日学校に行くことや、家族を持ち会社で働くことなど、一見当り前のように思えることにも、若い頃から「なぜそうするのか」という疑問は尽きませんでした。
しかし、現実の生活は待ってはくれません。
やるべきことがあまりにも多く、学校や会社で試験や仕事に追われる人生で、家族を持ち子育てなどもあり、立ち止まって考える余裕などほとんどありません。従い、上のような疑問の一方で、そんなことをしていたら世の中の流れについて行けなくなり、脱落して敗者の道をたどるだけではないかなどとも考えていました。
「このような疑問の本質は一体何だろう」
というのが私のそもそもの出発点であり、この本のテーマとなります。私は以前勤めていた会社で起こった問題を機に、これを深く掘下げることができました。ただ、当時はその意味も分からず、半分うつ病のような状態になって落ち込みました。
具体的には、企業の問題を社員個人の責任にすりかえる隠ぺい問題があり、それを全て自分が背負い込んで精神のバランスを崩してしまったのです。
この時は周りの誰も助けてくれず、ただ一人で悩む日々が続き、本当に苦しい思いをしました。
何かにすがるように本を読み様々な勉強もしましたが、問題がなかなか解決しません。それまで会社に深く依存していた私は、会社に裏切られ、会社が頼れる存在でなくなったために、うつ病のような状態に陥ったわけです。
しかし、その後どん底の精神状態を克服して行く過程で、この本でご紹介する「ビジョン・メーキング」という画期的な手法を生み出しました。これは、言わば
依存を自立に変えるプログラム
です。
■その他のラインナップはこちら